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ビジネス ジェットの幕開けの足音

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<河野外相>チャーター機で訪米 閣僚専用機導入の布石か (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

出展:Yahoo NEWS

 

河野太郎外相が3/15に出発したアメリカ・ワシントン訪問にガルフストリームをチャーターしたニュース。

 

プライベートジェット、ビジネスジェットに対しての理解がまだまだ乏しい日本ですが、商社系や外資系のサービスは以前から提供されており、欧米から来日した富裕層や経営者を中心に利用されていました。

近年は富裕層向けのセールスの場として、「プライベートジェット搭乗体験とセットで金融商品や不動産商品の提案」という(高所では気分が高揚して契約率が上昇するという狙いがあって利用されている模様)きっかけでプライベートジェットへの抵抗感が薄れるとともに、便利さに気づき日本でも好意的に受け止められ始めています。

 

ニュース上では河野外相はプライベートジェットの導入、それが無理ならリースでの使用を主張との記述があります。

 

ANAでも4/1よりビジネスジェット準備室を解説する報道がされています

ANAグ、「ビジネスジェット準備室」など新設、4月1日付 | 旅行業界 最新情報 トラベルビジョン

 

「プライベートジェット」はアメリカのドラマや映画などで富の象徴として描かれていますし、アメリカのトランプ大統領ボーイング社のB757を大統領就任まで使用していました(今も所有している模様・彼のB757は中古で安く買取りほとんど手を加えずに使用中とのこと) しかし、プライベートジェット(ビジネスジェット)って贅沢ではなく、メリットは「乗りたいときに乗れる飛行機」であること(空港運用上の制限などはありますけれど) 例えるならば「バスとマイカーの違い」というとわかりやすいかもしれません。大臣クラスの要人は警護や随行の人数も無視できない人数となり、柔軟な予定変更ができずに時間をロスしてしまうことも今まで多かったと思います。

(逆にプライベートジェットを大臣や議員、トップ官僚が積極的に使う時代になると使用流用するひともでるでしょうが、これはモラルの問題ということで。。。)

 

特に羽田空港のプライベートジェット用のターミナルは国際線とかなり離れていて、車でのアクセスも良く、出入国の手続きもスムーズなので、雰囲気さえ良くなれば富裕層の移動がファーストクラスからプライベートジェットへの移行は加速すると予測しています。

 

 

恐れるのはファーストクラスの衰退

私が恐れているのは 日本のエアラインからファーストクラスが消える日が来るかも。と感じています。

現状でもファーストクラスを正規料金で搭乗している顧客は少なく、特典航空券やビジネスクラスからのアップグレードによって多くの席が埋まっているという現実もあり、ファーストクラス正規料金を支払う顧客がプライベートジェットへ完全移行するならば、「ファーストクラスが数年でなくなる」という解釈まではは大袈裟すぎますが、ビジネスクラスとファーストクラスの様々なサービスの差が今以上に縮まるのではないか。と考えています。

 

 

質素なファーストクラスの予感

例えばブリティッシュ エアウェイズのファーストクラスは(私は未搭乗ですが)ファーストクラスにしては質素すぎる。と評されることが多く、エコノミーとプレミアムエコノミーの差とビジネスクラスとファーストクラスの差が同じに感じてしまう。と評されるほど。

ファーストクラスに求められるニーズが「豪華絢爛」から「次の仕事へ移動する道具」という認識をしている証ではないかな?と感じています。

そうなってくると エバー航空のように最上級がビジネスクラス。という選択肢もビジネスモデルとしては優秀と評される時代が来るかもしれないと思います。

 

 

豪華さを加速させるファーストクラス

それと対極にファーストクラスの豪華さを加速させる航空会社もあります。

シンガポール航空エミレーツ航空エティハド航空カタール航空などです。完全個室化とか、シャワー完備するとか、陸のレベルに近い食のサービスの提供をさらにグレードアップさせています。上記の4社のファーストクラスのパッケージはB777-300ERやA380-800の幅広のキャビンと大型機というメリットを生かし、プライベートジェットでは実現が難しいサービスを意識しています。

この動きはまだまだ進化すると思います。最後は専有スペース30平米位、1〜2名(最大4名)で利用可能。専用トイレと洗面スペース、広めのシャワーブースorバスまで発展するのではないかな?と予測しています。(本当に実現したりして 苦笑)

プライベートジェットではできない事を求める客層へ訴求すればファーストクラスも成立すると私は考えています。

 

 

注目はJALANAの新キャビンでのファーストクラス

 私が一番 注目しているのはJALANAの新キャビンです。

A380ではありません。JALA350-1000とANAB777-9Xに注目しています。

先にJALが、ついでANAが半年から1年の間を開けて発表して来ると予想しています。

豪華路線の方が嬉しいのですが、(ひっそりと)質素になっていくような気がします。JALANAの上層部がファーストクラスに斬新で贅沢な空間を与えることにOKするとは考えられません。その代わり「贅沢っぽい無難な空間」を提供してくれるでしょう。どちらにしても楽しみです。「贅沢っぽい」と皮肉に聞こえますが、「贅沢っぽい空間」嫌いじゃありません。むしろ好きです。 特にJALB777-300ERの窓側席が「配管と誇り丸見えの内装」がなくなるのであれば大歓迎です(この件は搭乗すればわかります 苦笑)

 

 

ANAA380-800はどうなのよ?

 新キャビンというとANAA380-800はローンチマジか?(間近)といった状況ですね。最近のANAは当然のことながらA380推しの戦略が見え隠れします。布石としてB767を中心とするエアージャパンから本家のANA運行へ切り替え、ご自慢のB787-9を就航させて中産階級から富裕層へ訴求。弱点のイノウエ空港のラウンジにも着手したとかしないとか。。。

そしてANAは広告費を贅沢に投入することにより「ANAすげー。ファーストクラス豪華!」と日本中の注目を集め、富の象徴として周溝から2年間は満席が続くと予想していますが、エコノミー席はA380史上最低レベルの愛称「奴隷船」となる予測をしています。前後間隔狭い、天井低い、荷物入れ少ないの三拍子が揃ったキャビンは悪夢です(乗客にも、乗務員にも) パンドラの箱が開けられる日が楽しみです。

もし、ANAが20平米でも個室のソリューションを提案したならば、プライベートジェットとの住み分けを意識し始めたと判断する。のもアリかと思います。

 

 

ビジネスジェットの話から始まりましたが、結局庶民の私はファーストクラスの話に着地するという結論。これから露骨になりつつある貧富の差が穏やかに進行して定着する事を願っています。

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