JALが導入したA350-900。(のちにA350-1000(長胴型)を導入予定)のお披露目ニュースを見た翌週、ANAのB777-300ERのお披露目。と続々と新機材のニュース。
ところで、A350とB777を比べるとA350って本来B787の対抗馬でB777の方が格上と思っていたのですが、カタログ価格を比べると意外な結果が。。。
A350-900 3億810万ドル(2016年)
A350-1000 3億5570万ドル(2016年)
B777-300ER 3億2000万ドル/3億7000万円(政府専用機・内装込)
A350とB777の間の価格差が思ったより少ないように感じてしまいます。
A350-900、B777-300ERのどちらにも有利な点があり、どちらが劣るとか優るという訳ではないのですが、どうしてもA350-900とB777-300ERと言われてしまうと どうしてもB777-300ERの方が格上として見てしまいます。
JALとしては運行コストやメンテナンス性、これから20年先のことも考えての判断で1機目の導入。ANAはB777の次世代機 導入に向けての「つなぎ」のための導入。
両社それぞれの事情がある今年の機材導入です。
ちなみにB777の次世代機B777-8が3億9490万ドル、B777-9は4億2580万ドル。
ま、考え方次第なのですが、航空機の価格からもいろいろなことを感じてしまった夜でした。